エニアグラム各タイプ概要

それぞれの性格

さてエニアグラムの簡易診断によるそれぞれのタイプの傾向、思考、行動の概要を下記で説明したいと思います。

簡易判断テストはこちら

タイプ1:何事も完璧でありたい人

何事においても完璧を目指し、自分の理想を建設的な姿勢で追い求める。常に公平と正義を意識して、正直で信頼できる人柄で自分に自信を持っている。

「~すべき」という言葉をよく口にする。

自分は正しい事をしていると思うことで満足感を得る。

勤勉で誠実に物事に取り組むので、仕事の精度は一般的に高い。仕事や人間を細かいところまで把握し、人当たりもよく、周囲の雰囲気を楽しく愉快させるが上手い。

 

正義感が強く、周囲の人の向上のためにも、尽力を尽くすので非常に頼りになる存在だ。

しかし、物事を完全にするための努力を周囲にも期待し、できないと憤りを感じてしまう。自分が固執することに関しては何事もチェックし、他人まで自分のペースに巻き込もうとする傾向にある。

 

タイプ2:人のために動く人のために動く人

愛情深く、困っている人に救いの手を差しのべ、人々の助けになりことに関して苦にならない。

直観力が鋭く、周囲の人たちに同調できるため、新しい環境へ移ってもすぐに適応する。またいくつもの自分を持ち、相手によって別の自分を見せることができる器用さも持ち合わせている。

「他人を助けている」、「自分を顧みず、みんなの世話をしている」ということで満足感を得る。

しかし、他人の役に立ちたいと誠意を尽くす反面で、無意識のうちに相手の感謝や恩返しを求め、そうなるように相手を操作することがある。また常に相手に合わせて周りから関心を持たれようとするので、本当の自分を見失いやすい面がある。

タイプ3:成功の実現に向かって突き進む人

常に効率性を心がけ、成功するためには、自分の生活を犠牲にしてまでも努力を惜しまない。

他人も効率よく邁進することを期待し、周りの人たちにやる気を奮い立たせ、上手に牽引する。自分の価値を成功か、不成功かの尺度で測り、常に実績を重視し、自信に満ちた印象を与える。

「成功している」、「物事が効率よくできた」ということで満足感を得る。

しかし、成功しそうな仕事には情熱を燃やすが、失敗しそうで注目を集めない仕事は避ける傾向にある。

自分の仲間も成功のための道具として扱う傾向もあり、優秀な人材しか着目しない。

タイプ4:自分は特別でありたい人

自分は特別な人間であると自負していて、何よりも感動を大切にし、平凡さを嫌う。

他人より人情味があり、思いやりに満ちており、人を支えて励ますことを好む。また自分がドラマの主人公のように感じていて、表現力豊かな印象を他人に与える。

「特別な存在である」、「深い感動を味わえる」ということで満足を得る。

自分のことを他人とは違った特別な人間だと思いたい。自分の感受性に自信を持っているので、感性の世界に入り込み、現実を無視する傾向がある。

自分を特別視しているため、現在に満足することができず、いつでも『本当の人生はこれから始まる』と思っている感がある。他人から大げさでお高くとまった感じに思われがちである。

タイプ5:知識を習得、分析して行動する人

多くの知識を得ることを好み、常に賢明でありたいと思っている。

分析力や洞察力に長け、客観的に俯瞰した目で物事を見ようとする。口数は少なく、傍観者的な立場であることが多い。

仕事をはじめる前や意見を述べる前には、綿密に情報収集して状況をすべて把握しようとする。

内省的な傾向が強く、自分一人の時間をとても大切にしている。

「鋭い」「何でも知っている」ということで満足を得る。

他人から離れて引きこもりがちになってしまうことが多い。知識に基づく正確な判断に自信があるため、どんな事でも自分で考え、一人で追及していくことが大切であると信じている。

タイプ6:安全・安心に重点を置いて行動する人

強い保護者を求め、その保護者に対して非常に忠実である一面と、納得がいかない権力に反発し、弱者を守るために果敢に挑む面をもっている。

相手の言動・行動から真意を汲み取る能力にも優れ、周囲への配慮、情け深さや心の温かさが伝わってくることが多い。

「素直さ」、「強いものにも勇敢に立ち向かう」ということに満足感を得る。

信頼している保護者への忠実が強く、自分の意志で行動するのが怖いために物事を成し遂げるのが苦手である。

また周囲からの期待に応えようと懸命になるが多くの気遣いや不安に悩まされる。

タイプ7:楽しさを探求する人

楽観的で陽気な雰囲気を持ち、周りの人に楽しみを与える能力に長けている。

周りには多くの好きな人に囲まれ、自分も魅力的であろうとする。常にワクワクするようなアイデアを考え、好奇心が強く想像力にあふれている。

人生は楽しいものでなければならないと信じている。

「ワクワクする」、「面白いことがたくさんある」ということで満足感を得る。

しかし、苦しいことや辛いことから避けようとする傾向があり、負の部分を見つめようとせず、過去からの教訓を得ることができない。

いろいろとアイデアを出して計画はするが、それを最後まで実行することは苦手だ。

タイプ8:いつでも強い存在でありたい人

自分が正しいと思うことのために全力で突き進む人。勇気とエネルギーにあふれ、不正や怠慢などは許さず、果敢に立ち向かう。権力構造を把握する能力に優れ、巧みに自分の強みを発揮するポジションを上手に確保する。どのポジションについても高飛車なところはなく、誠実で弱者を守ろうとする。

「能力がある」、「バイタリティに満ちている」ということで満足を得る。

しかし、自分のテリトリーを大事にするため、それを侵すものはすべて排除しようとする。戦うことを恐れないために周囲の人々を怯えさせることが多い。

協調性や柔軟性に欠ける傾向がある。

タイプ9:周りの人と楽しく平和でありたい人

平和主義者であるため、いつも穏やかで安心感を与える人。人の気持ちになることができるので、聞き上手で良き相談相手である。周囲の人たちの影響を受けやすいが、よい環境であれば、心が広く、偏見もなく、辛抱強く、かつ、みんなの気持ちを和ませる。

「穏やかである」、「調和に満たされている」ということで満足感を得る。

しかし、常に穏やかな人生を送ることを考え、他人に歩調を合わせるため、無気力で怠惰になりがちで、新しい知識を吸収しようとしない傾向になる。自分の意思表明もなかなかできないことがあるので、優柔不断に見られがちである。

 

いかがでしたでしょうか。

9タイプの概要は上記となりますが、必ずしも『自分は・・・タイプだ』と完全にマッチした人は多くないのではないでしょうか。タイプ以外の因子の影響も受けるので、『自分は・・・タイプに近く、こんな傾向にあるのか』と把握しておくだけでも人や問題へのアプローチの仕方が変わってくると思います。

今後はもっと細かく分析できるように工夫していく予定です。